米国スタンフォード大学・フーヴァー研究所の西教授は、最近出されたMP3のフーヴァーレポートの中で、日本の食糧問題の解決策を示されていますので、以下にご紹介します。
・TPP交渉はアメリカの一人勝ちとなり、日本の農業などは一発で終わりとなる。
・食糧を米国からのみ輸入した場合、価格を吊り上げられても輸入せざるを得ない。
・日本はアメリカを見ているが、南米を見ていない。
・南米は日本人が大好きであり、尊敬している。それは、南米への日本人移民の方が頑張ったのと、日本人は真面目で騙さないと評価されたからである。
・南米へ日本の農業の技術や機械を輸出し、生産物を全量輸入する契約をして、食糧を確保する。
・南米はまだ疫病が多く、水、特にアマゾンの水が飲めないので、水の浄化が必須である。
・日本の水浄化技術は世界一であるので、南米に水浄化の技術や装置を提供する。(ODAで良い。)
・日本人が海外へ出るには、自国の歴史を知って、海外で話すのが良い。そうすると信頼される。
引用元:
フーヴァーレポート、教育TPP、2015年8月23日
同上、産業の未来、中国とヨーロッパ、2015年8月30日
同上、新しいエネルギー戦略、同上
ただし、現状では南米へ飛行機で行く場合は米国経由となるために20時間前後を要しますので、直行便が必要になると思います。